自治体のサービスを利用する

ペット霊園や葬儀業者のほかに、地方自治体が市民サービスの一環として、ペットの火葬、埋葬を扱う地域もあり、なかには、略式ペット葬を担当する部署が設けられているところもあります。

 こうした自治体のサービスは、専門業者にくらべると料金が安く設定されているのが特徴です。

 例えば、東京都の場合は清掃事務所が愛犬の遺体を引き取り、火葬は民間のペット霊園に委託する方法をとっています。

 業者に依頼したときの合同葬と同じ待遇で、23区から集められたペットの遺骨をまとめて専用炉で茶毘に付します。

 お骨は各月ごとにまとめて納骨堂に2年間祀り、3年目に東京都の墓所に合祀します。

 年月ごとに地区を分けて合祀しますから、どこに自分の愛犬が眠っているのかがわかります。

 もちろん、お墓参りや供養にも行くこととができます。

 一部には個別に火葬して返骨したり、合同の慰霊碑に散骨するサービスを提供している自治体もあります。

 このような地方自治体が行う合同葬は、もっともコストがかからない例ですが、自治体の方法に委ねることになるため、決して自由度は高くありません。

 我が家の前の飼い犬が亡くなったときは自宅で看取り、妻は死に目を看取りました。

 葬儀はペット葬儀社を利用しましたが、電話をして一時間後にはお棺などを持参して火葬や葬儀の説明をしてくれ、遺体は直ぐに火葬場へ運んでくれました。

 何だか事務的ではありますが、ダラダラと別れを惜しむよりは結果的には良かったと思っています。

 翌々日には葬儀社で葬儀の後、ペット霊園で月末に合同葬も改めて執り行いました。

 ペット葬儀社を利用するにしろ、自治体を利用するにしろ、心のこもった形で納得いくように見送ってあげたいものです。

 自宅にペット用の仏壇を準備して戒名まで用意して葬儀を上げ、毎朝、遺骨と遺影に水やお供えをしてお参りしている方もいらっしゃるようですが、個人的にはいつまで経ってもペットロス症候群から抜け出せないような気もします。

 気持を込めて送ってやらないといけませんが、ある所で線を引き、命日には墓参りなどして供養して上げるほうが残された者も引きずらず、ペットも成仏できるような気がします。

 ちなみに、それでも我が妻はペットロス症候群に陥り、1年以上、体調不良になり、潜在していたと思われる婦人病に今悩まされています。

 亡くなったペットのためにも、ひと段落した後は気分転換を図り、自分達の生活を見直す機会を早く持つことが必要なようです。

  妻がペットロスになって体調を崩した経験から言うと、あまペットが使っていたものを残しておくのも、見る度に思い出すので、必要最小限にするべきだと思います。

ページトップへ戻る

   [スポンサードリンク]
   

メニュー

Copyright(C)老犬のケアと介護 All Rights Reserved.